最新更新日:2024/12/19 | |
本日:1
昨日:6 総数:10954 |
1月22日(土)第10回セミナーを開催しました。
1月22日(土)13:30より愛知文教大学ABUラウンジにおいて副島 孝先生による、第10回セミナー「『誰もひとりにしない教育』の深〜い意味」を開催しました。
県内広域からの参加があり、参加者は学生から所属校種も様々な方による構成となりました。したがって、グループでの対話には多様さが生まれ、笑い声に溢れました。 セミナーは、テーマの「誰もひとりにしない」について副島先生の長年にわたる幅広い研究を背景に、実に様々な切り口から論じられ、進んでいきました。 論点を紹介します。 1「誰もひとりにしない」が気になってきた背景 2 SDGsにみる、すべての人 3 ALLとeveryの違いから考える、すべての人 4「校則をなくした中学校 たったひとつの校長ルール」西郷孝彦 について考える (グループ対話と全体共有) 5 同調性の高い(高すぎる)日本について 6 停滞の続く日本経済・所得水準について 7 一斉授業が根強い理由 8「僕たちの洗脳社会」1995年による未来予測 9 イノベーションが起きない国 10「授業研究」の目的の違い 11 グループ学習における互恵的な協力関係 12「個別最適な学び」をめぐる観点 13「グループのもつ良さ・欠点を考えよう」(グループ対話と全体共有) ここで、お二人のリフレクションシートを紹介します。 ◆ 初めてセミナーに参加させていただきました。 「誰もひとりにしない」教育として、まず、ALLとEVERYから“ひとり”を考えるという視点がとても新しくて興味深かったです。 また、グループで話し合う時間が何度か設けられている中で、現場の先生方のご意見を伺う時間あり、私にとって大変に大きな学びになりました。 また「若者、バカ者、よそ者」を大切にするというお話がとても面白かったです。授業を行ううえでは、進行の妨げになるような発言をする児童・生徒を大切にすることは、現場に行った時も覚えておきたいと思いました。 ◆「誰も一人にしない教育」の深〜い意味というタイトルに、まず、魅かれました。 副島先生のお話を聞きたいという思いで参加させていただきました。日本の現在の経済的な位置や成長率からはじまり、イノベーションが必要であること。だからこそ、一人一人を大切にした協同と探究の学びが大切であることを学ばせていただきました。 先生のお話に、どんどん引き込まれました。目の前の一人一人の子どものために、また、一から頑張ろうと思いました。来週からの活力をいただきました。本当にありがとうございました。 2月19日(土)第11回セミナーのご案内
2022年2月19日(土)は、愛知文教大学の栗木 智美先生による、
第11回セミナー「子どもの事実から学ぶ国語の授業を一緒に考えませんか?」を開催します。 コメンテーターとして、シニアフェロー 副島 孝先生に参加いただきます。 <セミナー内容> 栗木智美先生の国語の教室を訪問すると「子どもたちから『わからない』『どういうこと』などのつぶやきが自然に生まれている」「友達の発言をよく聴いている」「グループの聴き合いが探究的になっている」「『この文章の、この言葉が』とことばに注目した学びが生まれている」といった状況です。しかも、どの教室にも生まれています。まさに、主体的、対話的な深い学びがそこにはあります。 教室の参観者からは、「どうしたら、こんな学びが生まれるのか」という問いが、口をついて出ます。栗木先生は、「一学期がとても大切だ」とよく言われます。 本セミナーでは、まず、参加者から、「学び合う学び」を作り出すときの悩みを共有し、栗木先生はいったいどのようにして「あの学びの作法」を作りあげているのかを語ってもらいます。そして、副島先生からのコメントもいただけます。 悩める教師、少経験者必見のセミナーです。一緒に学びましょう。 <栗木 智美先生のプロフィール> 小牧市内中学校教諭(国語科)、小学校教諭、小牧市教育委員会指導主事、教頭を経て2020年より愛知文教大学特任教授、「授業と学び研究所」フェローに就任。20年ほど前から「学び合う学び」による授業づくり・学校づくりに取り組み、今なお理想の学び合いを求めて、中学校非常勤講師として、国語の授業実践・探究中である。また、石井順治先生の著書「子どもの読みがつくる文学の授業――コロナ禍をこえる「学び合う学び」(明石書店)」など多数の書籍に授業実践が紹介されています。 子どもが読み味わう対話的で探究的な授業実践の数々で注目を集めている。 栗木智美先生の似顔絵 コメンテーター 副島孝先生の似顔絵 |
|