最新更新日:2024/09/26
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2024年度のセミナーを募集しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。2024年10月のセミナーの申し込みができます。右「行事予定」のバナーからGoogleフォームで申し込みをお願いします。

9月18日セミナーのお知らせ

 9月18日のセミナーは、木村芳博先生と3名のゲストティーチャーをお迎えして「学び合う『学び』を支える『授業』づくりの視点 〜 初任者、少経験者限定 〜」をテーマとして学び合います。
<セミナー内容>
 本セミナーは、初任や少経験の先生方を対象にした、『限定メニュー』での授業づくり研修です。
 その「授業」づくりといえば、教師の本務であり、たとえ多忙化解消に向けた働き方改革が問われる時とはいえ、それに関わる時間と労力は、削減対象外の必要不可欠なものになります。しかも、教室を見渡せば、目の前の子どもたちは、個々に多様な学びの姿を見せています。そんな子どもたちを支え、一日一日の授業をどう創っていくか、子どもの学びをどれだけ深めていくか、常に問われているのではないでしょうか。
 そこで、あらためて「学び合う学び」の基本視点をベースにしながら、3名のゲストティーチャーの悩みや思いも聴き合い、話し合い、今後の授業づくりのヒントを探っていく時間にしていきたいと思います。
 
◆ゲストティーチャー
 金内 俊樹先生(村中小)
 川澄千佳子先生(小牧中)
 合田 亮介先生(小牧中)

<木村芳博先生プロフィール>
 小牧市内の中学校で社会を教え、市内小中学校で学び合いの授業実践を積み重ねられました。米野小学校長時には、「学び合う学び」の授業実践リーダーの石井順治先生の訪問指導を受けながら、職員の力を結集して学校づくりや授業改善に尽力されました。平成26年に小牧市小中学校長会長をつとめ、同時に『元気な学校を支援し創る会』の理事長、『教師力アップセミナー』の運営委員としても活躍されました。退職後、学びの共同体スーパーバイザーとして複数校の学校づくりに関わり、小牧市初任者指導員として後輩の育成にあたられました。
    木村先生の似顔絵<2021.8作画>

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8月28日、図工・美術セミナーを、感染拡大防止に配慮しながら、少人数による短時間の学び合いを行いました。

8月28日のセミナーは、感染拡大防止に配慮しながら、少人数による短時間の学び合いを行いました。
「美術・図工指導の悩み、子どもの作品の見方を語り合いませんか」をテーマに、末継美希先生がされた2つの実践に焦点をあて学び合いました。
 
 最初に、小学校3年「粘土マイタウン」の実践を短く編集したビデオを視聴し、ペアによる共有を行いました。全体での共有では、2つの視点で協議が進みました。
●造形の学び合いにおいて、二つの足場掛けの意味と学びについて
●作品をつなげる活動のもつ意味と活動をとおしてケアされる子どもの姿

 次に、小学校支援教室「自画像」の実践を視聴し、気づきの共有をおこない、子どもたちの描画活動を、セミナー参加者が直接体験する実技演習を行いました。5分という短い時間の演習でしたが、その後のリフレクションでは、子どもの造形活動に向けた、教師の教材研究の大切さが話題になりました。
 技法の学びといわれる図工・美術において、ICTを活用した指導場面にも意見が交わされました。会場には、実践された作品(実物や印刷物)が多数掲示され、作品の持つエネルギーに圧倒されながら、授業中の環境構成について話し合われ、同時にセミナー会場の環境構成にも大きくかかわりました。

 参加者よりリフレクションをお預かりしました。ここにお二人を紹介します。他の皆さんのリフレクションシートは、配布文書一覧からご覧いただけます。

◆粘土の授業は、個人の学びをグループにどうつなぐかという点で非常に面白い実践でした。特に「分身」としての小さな人形と宝箱(グループに一つ)は有効な手立てとなっていました。
 自画像は中学校美術の定番教材だと思いますが、特別支援学級で実践していることに驚きました。はみ出すくらいに大きく描くことが重要だと思いますが、出来上がった絵は、きっと子どもたちを満足させたでしょう。
両方ともにiPadを有効に使っています。こういう使い方はいいですね。ICTなどと大げさに言わなくても、こういうことが大事だと改めて思います。

◆毎回、図工の授業をやるとなると、嫌だなー、こんなの教えられないなーと、思っていました。
 今日のセミナーで末継先生やいろいろな先生のご意見を聞いて、これから自分の授業で作っていくためのヒントをたくさんもらえました。そして、これから何か描く、作る題材が決まったら、自分でやってみようと思いました。やっていく中で、気づくこともたくさんあるし、何より今日、楽しかったし、楽しそうだなと思えたことを、子どもたちに還元していこうと思います。本当にありがとうございました。

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愛知文教大学 学び合う学び研究所
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