最新更新日:2024/12/19
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2024年度のセミナーを募集しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。2025年1月の学習講座の申し込みができます。右「行事予定」のバナーからGoogleフォームで申し込みをお願いします。

中川裕子先生、安齋藍先生による8月7日セミナーを実施しました

 8月7日のセミナーは、「豊かに生きるを、音楽科から考える」をテーマとして、中川裕子先生のファシリテーションにより、まず、参加者がブルタバを鑑賞し、感想交流をしました。その後、安齋 藍先生の授業ビデオを見た後、グループ協議し、全体の学び合いを行いました。
 コロナ禍にあって、音楽の授業にさまざまな制約がかかる中で、リトミックボールの活用を通して旋律の身体化を手掛かりとした鑑賞活動は、対話的で探究的な学びとなりました。子どもたちの発言には音楽的要素から始まり、生徒が曲の世界と出会い流域の旅をとおして、情景を言語化し、グループや全体で学び合っていきます。教室でおきた学びは「豊かに生きる」というアートの学びを具現したものになっていました。ご参加いただいたみなさんとの語り合いをとおして、参加者それぞれに豊かな学びが生まれる時間となりました。

参加者よりリフレクションをお預かりしました。ここにお二人を紹介します。皆さんのリフレクションシートは、配布文書一覧からご覧いただけます。

◆すばらしい取り組みだと思いました。
身体表現を通して、音楽を捉えてもらうことで、自分の感性に深く気づき、そして自信がもてるように思いました。
 楽器のテクスチュアに深い理解を得て、それが、音楽全体への興味につながっています。自分が、どのような感受性をもっているのかを、アウトプットすることは、受け止めてくれる他者を信頼していく道になります。相互の存在を認め合う体験が、個の尊重に発展してゆきます。私にとりまして、深い学びの体験になりました。感謝いたします。

◆自分の鑑賞の授業は、曲を紹介して感想を書くというような何の工夫も見られないもので、日々、どうしたものかと思いながらも、繰り返しでした。校長先生から、「こういうセミナーがあるからどうだ。」と紹介され、内容を読ませていただくと、毎年、自分がマンネリ化している「ブルタバ」の授業の研修ができるということで、大変興味をもち、私のようなものが参加するのは場違いかもと思いながら、勇気を出して申し込みました。
 安齋先生の授業、研究協議での先生方の意見を聴き、本当に勉強になりました。そして、自分の今までの指導を反省するとともに、9月からの授業に生かしていきたいと思います。
 今日は、本当にありがとうございました。

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8月28日のセミナーお知らせ

8月28日のセミナーは、
 末継美希先生をお迎えして「美術・図工指導の悩み、子どもの作品の見方を語り合いませんか」をテーマに永井勝彦がファシリテートして学び合います。
<セミナー内容>
 図工・美術の授業が大好きで、のびのびと作品をつくっている子どもたちがいます。同時に、どう作っていいのかわからず、悩んだり、教えられたことに中で小さくまとまったり、作品づくりを楽しめない子どもたちがいます。
 図工・美術は、子どもたちにどんな学びを提供できるのか、さらに、教育の最大の使命である「創造性」の育成のために何ができるのかについて、多くの教師が問いとして持っています。
 末継先生は、学級経営と造形指導に素敵な実践を数々残してみえます。その学びの様子や子どもの作品を通して、造形教育の問いについて、多様に学び合いたいと思います。多くの方の参加をお待ちしております。

<末継美希先生のプロフィール>
 大学では映像表現教材を研究し、小学校に勤務されてからは、子どもとの温かい関係性のある学級経営をされています。小牧市立光ヶ丘小学校で低学年の実践や、小牧市立陶小学校での支援学級での図工実践は、参観者から高く評価されてきました。実践を、本セミナーに提供していただき感謝しております。

<永井勝彦のプロフィール>
 小牧市内の中学校で美術を教え、平成26年愛知県造形教育研究会庶務、愛知県尾張地区造形教育研究会副会長をつとめ、退職後、小牧市少年センター 所長、学びの共同体スーパーバイザー事務局として複数校の実践に関わる。

現在、愛知文教大学 非常勤講師 学び合う学び研究所事務長



<末継先生(左)の似顔絵・永井勝彦(右)の自画像(6年前作画、本人は劣化が進む)>


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愛知学泉大学教授 前田 治先生による7月セミナーを実施しました

7月31日(土曜)13:30より
愛知学泉大学教授の前田 治先生をお迎えして、テーマ「道徳の授業の話をしませんか」で実施をしました。

第1部
1 教科になって
 ・改めて考える「道徳」とは
 ・心と行動
 ・授業のパターン化
2 パターンから脱出
 ・指導書はよくできている
3 オリジナルへの道
 ・教材
 ・中心発問
 ・内容項目
4 疑ってみる
 ・多面的、多角的   ・板書         ・二項対立
 ・ワークシート    ・グループでの話し合い
 ・役割演技      ・心情直線       ・相互指名
5 事例
 ・一枚のポスター
第2部
 演 習 「二人の弟子」中3

大変盛りだくさんな内容による研修になりました。
第2部では、教材の読み込みについて参加者がグループになり、多面的、多角的な教材解釈について学び合いました。

<参加いただいた方々からのリフレクション抜粋>

〇本日はありがとうございました。“道徳教育”=“教科化された道徳の授業”という風潮の中で、形式優先の授業が増えている現実を見直す必要がることを改めて感じました。合理的思考によって、問題解決策を導出することに力点を置くあまり「心のない道徳授業」が増えていることも気になっています。児童理解、生徒指導、学級経営と一体となった道徳教育に進んでいくことを望んでいます。

〇前田先生のお話の中で、本日印象に残った言葉が二つあります。
一つ目は「時には、内容項目に関係なくとことんやりたい(生徒と一緒に考えたい)授業をすればいい(年に一回は)」この言葉から本当の意味で道徳を子供たちと楽しむという考えが浮かび、道徳の授業をやりたいという気持ちが高まりました。
二つ目は、「授業記録から子どもの背景(プロフィール)も含めて道徳の授業研究をする」子どもの「つぶやき」「発言」「変容」から目に見えない心が少し見えてくるような気がします。
 教材理解を学年でやってみたいです。今日はありがとうございました。

 7月セミナーリフレクションは、「配布文章の一覧」からご覧いただけます。
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重要 8月7日のセミナーのご案内

8月7日のセミナーは、
中川裕子先生と安齋 藍先生をお迎えして「豊かに生きるを、音楽科から考える」をテーマとして学び合います。
<セミナー内容>
コロナ禍にあって、音楽の授業にさまざまな制約がかかっています。そんな中で、中学3年生、鑑賞領域の授業実践をとおして、豊かな学びをどう実現していくかを学び合いたいと思います。
授業者の安齋先生は、スメタナ「ブルタバ」の鑑賞授業に、身体表現を取り入れることによって、生徒が曲の世界に出会っていく単元デザインを構想されました。生徒たちが流域の旅をとおして、情景を言語化し、グループや全体で学び合っていきます。そんな、「豊かに生きる」というアートの学びについて、ご参加いただいたみなさんと語り合いたいと思います。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。
<中川裕子先生のプロフィール>
小牧市内の中学校で音楽を教え、小学校の経験も踏まえながら、学び合う学びの授業づくりの指導者として活躍されています。現在は、小牧市立小木小学校長として、学校経営をされ、小牧市音楽教育研究会の部長として後進の指導に当たってみえます。
<安齋 藍先生のプロフィール>
小牧市内の中学校で音楽を教え、平成29年より、愛知教育大学附属名古屋中学校で音楽科教育の研究をされました。現在は、小牧市立小牧中学校で勤務され、数々の素晴らしい授業実践をされています。

<中川先生(左)・安齋先生(右)の似顔絵>

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重要 7月31日のセミナーのご案内

7月31日のセミナーは、
愛知学泉大学教授の前田治先生による「道徳の授業の話をしませんか」です。
<前田先生よりのコメント>
道徳が教科になりましたが、道徳の時間の理念が引き継がれていると思います。
経験の浅い教員や教職を目指す学生向けに「道徳とは何か?」みなさんと話し合い、
子どもが引き付けられる授業にするには、どうしたらいいか学び合いたいと考えています。
 ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。
<前田先生のプロフィール>
●東海市の加木屋中学校長の在職中から岐阜大学の大学院で学ぶ
●現在、愛知学泉大学教授として「道徳教育の理論と実践」「生徒指導概論」他を担当
●道徳研究会等の指導助言
●著書「道徳の授業に関する悩みに関する研究」(2015)大学教育出版
   「学校の風景そして授業の風景」―子どもと教師の学び合いー(2017)〃
   「道徳を図解する−もっと楽しくするための30の秘密」(2020)〃

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6月セミナー「学習指導要領の実現とGIGAスクール構想」を開催しました。

多くの参加者を迎え、6月セミナーを実施しました。
5月に中止となったセミナーの内容を含めた大変中身の濃い学び合いができました。神戸和敏先生には、膨大な資料をご準備いただき、「学習指導要領の実現とGIGAクール構想」というテーマでの講義をうけ、現場での悩みや困り感の共有からの明日に活きる学びが生まれ、2時間があっという間に過ぎていきました。
学びの主な視点は以下の通りです。
●Society5.0時代の到来、第4次産業革命のもとで求められる学習内容
●GIGAスクール構想の実現パッケージ
●学習指導要領とICTの活用事例
●日常的に利活用する一人一台のPC
●「令和型の日本型学校教育」の構築に向けたICTの活用
以上、大変幅広く、しかも教室現場から離れない研修になりました。
 参加者の皆さんによるリフレクションがまとまりました。HP右のバナー「配布文書」に掲載しました。ご覧ください。

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重要 5月 セミナー(ICT機器活用)の中止にともない、6月セミナーの内容変更による実施のご案内

 5月29日(土)に予定しておりましたセミナーNo.2”ICT機器活用の日常化”に、多くの方から申し込みをいただき、ありがとうございました。現在、県下に緊急事態宣言が発出中であり、残念ながら中止とさせていただきます。

講師の神戸和敏先生とご相談し、
6月26日(土)に予定しておりました
□現状の対象とテーマ□ ICT:授業担当者対象 ”学習指導要領の実現を目指したICT機器の利活用・・・主体的に学習に取り組む態度って”

■新しい対象とテーマ■ ICT:管理職、授業担当を問わない参加で  ”学習指導要領の実現とGIGAスクール構想”というテーマに改め、実施させていただきます。

 ぜひ、ご参加いただき、ICT機器の利用についての現状や悩みを共有し、今後の方向性について学び合っていきたいと考えております。
6月26日(土)13:30開始。申し込みは、ホームページ行事予定よりお願いします。

<神戸和敏先生のプロフィール>
 数学の教師として、小牧市の小中学校で教鞭をとられました。若くから、コンピュータプログラミングの研究に取り組み、情報処理や情報処理教育の中心的な立場で活躍されました。小牧市教育委員会指導主事、学校管理者として「授業づくり」「ICT機器活用の日常化」について指導的な立場で長年活躍されました。
 現在は、授業と学びの研究所フェローとして、公立学校のアドバイザーや、企業研修の講師としても活躍されています。専門的な知見に学びたいと思います。

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シンポジウムの実施記事が中日新聞に掲載されました

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 多くの方々の参加を得て実施できました「学び合う学び研究所設立記念シンポジウム」について、中日新聞に大きく取り上げていただきました。
 数日後にも、シンポジウムの内容についてお問い合わせをいただきました。改めて、反響の大きさに驚いております。
 新型コロナ感染防止に注意を払いながらの実施でしたが、今のところ、健康被害についてのお知らせをいただいておりません。事務局はほっとしております。研究所の運営に当たっては、富田健弘学長から、多くの方の活用をえて、学び合いたいとの言葉をいただいています。

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重要 学び合う学び研究所設立記念シンポジウムを実施しました。

 新型コロナ感染防止に注意が必要な状況ですが100名の方に申し込みをいただき、ありがとうございました。以下のような内容で実施をしました。
 
1.開会行事 足立 誠 理事長あいさつ、副島 孝 顧問より趣旨説明、
2.実践報告
 (コーディネーター:名古屋大学教授 柴田好章先生)
 (1) 愛知県立小牧南高等学校 青 ちづる先生
 (2) 小牧市立岩崎中学校   尾形 卓也先生
 (3) 意見交流
3.記念講演   佐藤 學先生 (東京大学名誉教授)
4.閉会行事 富田健弘学長あいさつ

大変多くの方に参加いただき学び合うことができました。リフレクションシートには次のようなコメントが寄せられました。
●コロナ禍での運営も大変だったと思います。貴重な機会を設けていただきありがとうございました。20代女性
●コロナ禍ですが参加し、お話を伺い学ぶ機会を作っていただいたことに感謝です。ありがとうございました。50代男性
●大変勉強になりました。学び続ける教員でありたいと改めて思いました。20代
●全ての講演、実践報告が大変具体的な内容であり、大変勉強になった。同様の機会があれば、又参加させていただきたい。20代男性
●本来であれば、もっと多くの先生方と聴き合い学び合うことができる機会であったのに、コロナ禍で残念だと感じました。それだけ有意義な教育の話を聴くことができました。40代女性
●オンラインでは感じられない”学び”の空気感がありました。開催していただき、参加できたことに感謝しています。50代女性
 など、の感想をお寄せいただきました。
皆さんのリフレクションは配布文章に掲載いたします。

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第1回セミナー 講師:名古屋大学 柴田好章先生をお迎えして実施しました

2021年度、第1回のセミナーに名古屋大学 柴田好章先生をお迎えして、「Society5.0とコロナ禍における教育のあり方」について学び合いました。最初に、参加者一人ひとりが「コロナ禍がはじまって一年間に最も印象に残ったこと」を短冊に記入し共有することからはじまりました。
 その後、柴田先生より以下の問いが示され、参加者一同で考えていきます。
●Society5.0とは?          ●Society5.0を実現する技術
●AIと人間性の「相補的関係」に潜む問題点
●AIに代替されにくい職業は?
●AIに搾取される人間性
●積み残されてきた学校教育の課題
●AIに負けない子どもを育てるのか? 教育、いえ社会を歪めないか?
●AIの戦略             ●学ぶことの内在的な価値
●納得の学び・協同の学び       ●サイコロは転がるのか?
●切実生→批判的思考         ●認識の背後にある「願い」を
●授業研究の改善              
●学びの価値・文化の発信・教室から社会を変える
●反転学習は効果があるか?      ●ウィズコロナ・ポストコロナ
●新型コロナによる時間と空間の意味の再構築  
●新型コロナウイルス感染症への対応にみる教育のこれから
●移行期の教育にとって大切なもの
 途中、休憩時間の情報交換をはさみ、あっという間の2時間に及ぶ学び合いが進みました。参加された皆さんの振り返りを配布文書に掲載しております。ご覧ください。

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第1回セミナー柴田好章氏「Society5.0とコロナ禍における教育のあり方」についての紹介

第1回セミナー「Society5.0とコロナ禍における教育のあり方」について、中島(愛知文教大学)の経験をもとにして、概要をお知らせします。
中島は、昨年の4月から、zoomでの講義を行ってきました。黒板の代わりにパワーポイントを使い、共有画面を用いて、14人の学生に模擬授業を行わせました。また、zoomのチャット機能を用いて、自分の考えや、グループの話し合いの結果を、共有することができました。今まで、教室、黒板、教科書、チョークが必須であると信じていた、私の教育観は大きく変えられました。
しかし、第1学年では、深い学びが容易に成立しませんでした。一度も会ったことがない同級生と、グループ活動は難しく、進級した現在も、同じ教職を学習する仲間としての結びつきが生まれていません。学び合う学びとは、お互いを信頼することの上に成立するものであるように思います。
コロナによる感染という出来事に翻弄され、予備知識もないまま、ICTを活用した学習を取り入れざるを得ませんでした。そのような苦しい1年間でしたが、ICTを活用することの重要性に気づかされました。一方、お互いが顔を合わせることで成立する学びがあることに気づかされました。「Society5.0」の時代です。これからは、そういったICTと共に進んでいかなければならない時代だと思います。また、コロナに翻弄されたこの1年間、学び合う学びの学習の意味を問い直すことができました。その点について、4月24日、私は学んでいきたいと思います。
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重要 2021年 教員免許更新講習について

2021年度の教員免許更新講習の内容が決まりました。
8月16日〜20日の5日間にわたり実施します。
申し込みは、4月20日より開始します。
愛知文教大学ホームページhttps://www.abu.ac.jp/license/%E6%95%99%E5%93%A...の教員免許更新講習から申し込みください。
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社会連携について

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地域に開かれた研究所として、「先達から学ぶ」「仲間と学ぶ」「教員免許更新講習の開催」について取り組んでいきます

研究について

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◆教育実践を切り拓く基礎研究
 大学内外の研究者を講師としたセミナーを通して、めざす「真正で深い学び」の研究を進めます。

◆教育実践に根ざした研究
 学びは個人的な営みであると同時に、他者との対話を通じて行われる協同的な営みです。そして授業は、教師と一人ひとりの子どもたちが仲間や教材と対話しながら、さらには自分自身と対話しながら、新たな自分の考えをつくり上げる、協同的で対話的な営みです。
 ここ小牧市には、子どもと教師とでつくり上げるこのような授業を「学び合う学び」と呼び広く共有されてきた歴史があります。こうした教育実践のリフレクションを繰り返すなかで研究を進めます。

教育について

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地域に開かれた教育課程のもとで、協同と探究の学びを実践する教師を育成します。

重要 学び合う学び研究所 設立記念シンポジウム 参加申し込みについて

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学び合う学び研究所設立記念シンポジウムを実施します。
昨年度2月27日予定しておりましたが、コロナ感染拡大防止により延期となり、ご迷惑をおかけしました。
 幸い、2021年5月8日(土)小牧市北里市民センターにて、佐藤学先生をお招きして、シンポジウム を開催できることとなりました。まだまだ、コロナ感染は憂慮すべき状況ですが、感染拡大に配慮した形で実施させていただきます。

 申し込みは、ホームページの右側の年間行事予定をクリックしてください。そこから、グーグルフォームのページに移りますので、必要事項を記入の上、送信してください。また、グーグルフォームでの申し込みができない場合は、事務局までご連絡ください。
 シンポジウム申し込みは、4月25日までとさせていただきます。北里市民センターは、最寄りの駅が遠いため、小牧駅と北里市民センター間にてスクールバスを運行する予定です。また、近隣の駐車場を依頼する予定です。

重要 2021年度 セミナースケジュールについて

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 2021年度セミナースケジュールが決まりました。ぜひ、多くの皆さんと共に学び合えますよう、お待ちしております。

 申し込みは、ホームページの右側の年間行事予定をクリックしてください。そこから、グーグルフォームのページに移りますので、必要事項を記入の上、送信してください。また、グーグルフォームでの申し込みができない場合は、事務局までご連絡ください。

 毎月、実施日の1週間前までに申し込みをお願いします。

学び合う学び 設立基本理念

学び合う学び研究所設立にあたって

 学びは個人的な営みであると同時に、他者との対話を通じて行われる協同的な営みです。そして授業は、教師と一人ひとりの子どもが仲間や教材と対話しながら、さらには自分自身と対話しながら、新たな自分の考えをつくり上げる、協同的で対話的な営みです。コロナ禍で休校という事態を経験した現在、このことを教育関係者全員が痛感しました。ここ小牧市には、子どもたちと教師とでつくり上げるこのような授業を、「学び合う学び」と呼び、2004年頃から広く共有されてきた歴史があります。
 だからといって、どの学校、どのクラスでも、このような学び合う学びによる授業が実現できているわけではありません。なんとか形にはなっているが、目指す真正で深い学びが実現できていないという悩みを、先生方からよくお聞きします。この課題の解決のためにはどうしたらよいのでしょうか。私たちとしてお手伝いできることはないかと考えたとき、二つの問題があると考えました。
 一つは、学校とは別に授業について学ぶ場が必要だということです。教師は自らの実践のリフレクション(省察)を繰り返すなかで成長を遂げる専門家であることは、今や世界的に認められています。そのために、学校内での研究に限らず公的で組織的な研修は、小牧市に限らず充実したものとなってきています。だが、仕事の一環としての研修だけで、教師は学び続けられるものではありません。職場としての学校や公的な組織とは離れて学び合う場が教師の成長には必要なのです。
 もう一つは、単に物理的に学校以外の場というだけではなく、学校のメンバー、公的な組織の一員としてではなく、私的な個人としての立場で授業を学び合うことが重要だということです。日本の授業実践や授業研究の歴史を見ると、そのような教師たちの自発的な実践が交流され、実践の質が向上してきたことがわかります。しかし、日本の授業研究の水準を長く支えてきた、非公式で私的な気のおけない仲間との間での研究の機会は、以前と比べて非常に少なくなっています。
 このような状況を受けて、私たちは私的で共に学びたい意思をもった仲間が集って議論し合える場の必要性を痛感してきました。このような交流の場として設けられたのが、この愛知文教大学教職課程研究センター付属の「学び合う学び研究所」です。
 この研究所での学びに参加したからといって、何らかの社会的な利益が得られるわけではありません。しかし、ここで学び合うことで学びや授業の本質についての何らかの気づきが生まれ、喜びや充実感を感じる仲間ができれば、それは教師としての成長につながると私たちは信じています。この目的のために、この研究所が少しでも役割を果たすことができれば、これに勝る喜びはありません。
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愛知文教大学 学び合う学び研究所
〒485-0802
住所:小牧市大草5969-3
TEL:0568-68-6161