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最新更新日:2024/05/28 |
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第1回セミナー 講師:名古屋大学 柴田好章先生をお迎えして実施しました
2021年度、第1回のセミナーに名古屋大学 柴田好章先生をお迎えして、「Society5.0とコロナ禍における教育のあり方」について学び合いました。最初に、参加者一人ひとりが「コロナ禍がはじまって一年間に最も印象に残ったこと」を短冊に記入し共有することからはじまりました。
その後、柴田先生より以下の問いが示され、参加者一同で考えていきます。 ●Society5.0とは? ●Society5.0を実現する技術 ●AIと人間性の「相補的関係」に潜む問題点 ●AIに代替されにくい職業は? ●AIに搾取される人間性 ●積み残されてきた学校教育の課題 ●AIに負けない子どもを育てるのか? 教育、いえ社会を歪めないか? ●AIの戦略 ●学ぶことの内在的な価値 ●納得の学び・協同の学び ●サイコロは転がるのか? ●切実生→批判的思考 ●認識の背後にある「願い」を ●授業研究の改善 ●学びの価値・文化の発信・教室から社会を変える ●反転学習は効果があるか? ●ウィズコロナ・ポストコロナ ●新型コロナによる時間と空間の意味の再構築 ●新型コロナウイルス感染症への対応にみる教育のこれから ●移行期の教育にとって大切なもの 途中、休憩時間の情報交換をはさみ、あっという間の2時間に及ぶ学び合いが進みました。参加された皆さんの振り返りを配布文書に掲載しております。ご覧ください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 第1回セミナー柴田好章氏「Society5.0とコロナ禍における教育のあり方」についての紹介
第1回セミナー「Society5.0とコロナ禍における教育のあり方」について、中島(愛知文教大学)の経験をもとにして、概要をお知らせします。
中島は、昨年の4月から、zoomでの講義を行ってきました。黒板の代わりにパワーポイントを使い、共有画面を用いて、14人の学生に模擬授業を行わせました。また、zoomのチャット機能を用いて、自分の考えや、グループの話し合いの結果を、共有することができました。今まで、教室、黒板、教科書、チョークが必須であると信じていた、私の教育観は大きく変えられました。 しかし、第1学年では、深い学びが容易に成立しませんでした。一度も会ったことがない同級生と、グループ活動は難しく、進級した現在も、同じ教職を学習する仲間としての結びつきが生まれていません。学び合う学びとは、お互いを信頼することの上に成立するものであるように思います。 コロナによる感染という出来事に翻弄され、予備知識もないまま、ICTを活用した学習を取り入れざるを得ませんでした。そのような苦しい1年間でしたが、ICTを活用することの重要性に気づかされました。一方、お互いが顔を合わせることで成立する学びがあることに気づかされました。「Society5.0」の時代です。これからは、そういったICTと共に進んでいかなければならない時代だと思います。また、コロナに翻弄されたこの1年間、学び合う学びの学習の意味を問い直すことができました。その点について、4月24日、私は学んでいきたいと思います。 ![]() ![]()
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