最新更新日:2024/12/19
本日:count up5
昨日:6
総数:10958
2024年度のセミナーを募集しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。2025年1月の学習講座の申し込みができます。右「行事予定」のバナーからGoogleフォームで申し込みをお願いします。

8月17日(土)13:30より第4回 月例 授業研究セミナーを実施しました。

 8月17日(土) 13:30〜15:30に、201教室において実施しました。
授業者に小牧市立米野小学校 須賀康平先生、コメンテーターに当研究所の副島 孝先生を迎え、「小学校社会科を考える」をテーマに行いました。
 今回は、対面で20名の申し込みをいただき、授業者も含め22名の方により、正解のない問いを自分ごとにする授業づくりの工夫について学び合いを深めることができました。スケジュールは以下の通りです。

第1部 授業実践から学ぶ
〇 今日の授業について
〇 逐語記録の読み合い(参加者全員による)
〇 テーブルでのリフレクション
− 休 憩 − 
第2部 リフレクション
〇 ビデオ視聴
〇 全体で学びを共有する
〇 コメンテーターからのリフレクション

 
第1部 授業実践から学ぶ
〇 須賀先生から、今日の授業について
 私は数年前に、子どもから「社会は好きだけど、何を考えていいのかわからない」という子どもの声を聴いていました。そこで、学期末にアンケートを実施したところ「資料が配られ、何に気づきますか。と問われるが、何に気づけばいいのかがわからない」という記述に出会いました。子どもたちは見方が分からないのかと気づきました。
 それからは、学び方に注目しています。「日常生活とのズレ」「自分の感覚とのズレ」「驚き・違和感」「そこから見つける疑問」など、資料を見せるとき、見せたいところをあえて隠して「ここになりがあると思う」と質問して見せると、子どもたちから驚きの声をよく聞くようになりました。自ずと、子どもたちから疑問が生まれてきて、そこを話し合わせることで、社会の資料の扱い方のきっかけを掴めた気がしています。
子どもたちが自分の考えに自信が持てるような予備の資料を準備したり、子どもの反応を予測して資料を準備したりと、子どもたちが資料を読み取る授業を目指していきたい。
 今回取り上げた政治単元について、子どもたちが政治について自分ごとになっていないと感じていたので、子どもたちが、身近に感じること、知ることで、意識や行動を変えていければいいなと実施しました。実際の選挙のシミュレーション、模擬選挙を取り入れ、若者の投票率の低さについて自分ごととして考えられるようにねらいました。

〇 副島先生から、逐語記録の読み合いを取り入れた経緯とお品書き
 実は、ビデオ撮影の失敗から、逐語記録を読み合う学びを取り入れようと考えました。逐語記録をきちんと読む体験を通して、どんなことを考えたのかという授業研究の方式を取り入れました。
 ・実際の逐語記録を読む
 ・社会科の「真正の学び」の視点から、読み取った感想や疑問を共有する
 ・ビデオ記録を見る
 ・社会科の「真正の学び」を考える
 ・リフレクション
〇 逐語記録という授業研究の方法
 ・かつては主流の授業研究方法だった
 ・全発言を文字化して、授業を再現して分析する
 ・経験して初めてわかる得られるものの大きさ
 ・欠点もある。△時間がかかる △情報が文字だけで、授業の再現性には想像力が必要
 ・現場では、実際の授業を見て感想を交流することが授業研究になっている
〇 社会科の「真正の学び」とは
 様々な解釈が語られている。・現実生活に即した学び・当該する学問の方法に即した学び・学びのプロセスがリアルである学び・学習者が実感するリアリティのある学び、と語られてているが、概念の成立と展開から考えると、どの解釈も間違っていない。佐藤 学はそれらすべてを包括した概念が「真正の学び」であると言っている。社会科の真正の学びには「課題」と「資料」が決定的に重要であり、資料とデータによる思考であり、正解はないと特徴づけている。
〇 逐語記録を読み合う
 参加者が一人一人の発言を音読しながら読みつないでいく。(8分)

〇 読み取りを振り返りながら、各テーブルで学びを共有する(15分)

〇 テーブルでの学びを全体で共有しよう。
< ◎ ファシリテーター副島先生  ● 須賀先生  □ 参加者 >
◎ グループでこんな指摘が出ました。こんな発言が気になりました。など、全体で共有しましょう。
□ 56番の「なんでもいいですか」の発言が言えるのがいい。他の子どもからも「なんで?」という、分からなさや疑問の発言が多い。これが、みんなで話し合うきっかけになっている。
□ Bさんの発言がこの一時間の中で、77番で「義務でいいんじゃない」96番で「縛られているみたい」125番で「選挙のやり方を変えないと」の発言になっている。142番で「自分たち政治をもっと詳しく知りたい」となるところがすごいなと思いました。
□ 逐語記録をよむことの難しさを感じました。子どもたちは、選挙の仕方が分からないと言っています。私は高等学校ですが、主権者教育を行っています。今回の授業を読み合い「誰に投票したらいいのかがわからない」というところが学びのポイントになると感じました。
□ 56番のPさんの発言で「意外な国が高かった」とあるが、この意外な国という発言の裏に、別の思いや考えが隠れていたのではないか。子どもたち批判的に資料を見ています。
□ Pさんの発言で、143番で「政治の勉強をもう少ししたかった」は大きな変貌ではないか。
□ 一番わからなかったのが、本時の「課題、めあて」です。選挙にどうかかわっていくか。43番までの話で、若者の投票率の低さではないか。と想像しておりました。Pさんが気になりました。数字を使って考えられる素敵な子どもです。投票へ行っていない理由は、やり方が分からないからと取り上げている。
◎ めあては、何だったですかね。
● めあては、「これからの政治とのかかわりで、自分たちに必要なことを考えよう」です。

− 休 憩 − 

第2部 リフレクション

〇 ビデオ視聴(8分)

◎ Pさんはフィリピンにルーツをもつ子どもです。ところが、グループでのかかわりができ、発言もできます。外国籍だからお客さんとはならないのが、学校の教育力ですね。クラスはこんな感じです。

◎ コメンテーターからのリフレクション
 この授業は、おもしろいし、難しいところがありますね。
<社会科の難しさ、面白さ>
1. 学力とは、学習によって獲得された能力
2. 従来の学力観では、知識や技能に焦点を当て、あらかじめ用意された問題の成果に達することに価値を置いてきた。
3. PISA型学力では、実生活で直面する多様な課題に対して、知識や技能がどの程度活用できるか(コンピテンシー)が評価されるようになってきた。
4. さて、社会科の求める学力とは?授業で狙うものとは?なんだろうか。特に、正解が明らかではない教科としての社会科にとっては。
<逐語記録を読む>
1. 授業者も、参観者も逐語記録を読むことで、新たな気づきが生まれる。子どもたちは、委ねられたことにより。
 ➡ メタ認知(「自分は何がわかっていないのか」を自覚する)
2. グループ活動は6回あったが、いずれも短時間だった。
3. 自分の考えが揺らいだ子どもがいたか。
4. 他人事でない自分ごととは、本時で何だろうか。
5. 投票率100%の選挙は、身近にあるのでは。
<須賀先生の授業から学び>
1. 政治の問題を真正面から取り上げている。
2. これまでの身につけた学び方の成果から成立した授業。
3. 本時の資料について
 <メタ認知について>
 <フランス人記者、日本の学校に驚く>
 <オーストラリアの選挙方法(の変化)について調べてみた>
 オーストラリアの選挙制度の紹介があり、日本との違いに驚かされる。紹介されたような選挙制度について子どもたちが探究できらた、違う考え方が生まれただろう。

〇須賀先生のリフレクション
 Pさんの「意外な国が高かった」という発言を聴き、自分としては「あっ、オーストラリアが出てきた」と飛びついてしまった。あそこで、「なんで意外なのか」に立ち止まり、子どもの考えを知ることの大切さを学びました。
 2学期は歴史の授業内容が続きます。歴史的事象の背景を探っていくような授業をやっていきたいと考えています。本日、皆さんの協議をお聞きして、これからの授業において、よりいっそう子どもたちが疑問をもち歴史が自分ごとになるような授業を続けていこうと思いました。

参加された方からの振り返りを紹介します。
◆本日のセミナーで学んだ中で重要だと思ったことは、メタ認知です。
 連日の猛暑の中、とても深い学びができた事に感謝いたします。正解のない問いを自分事にするとはとても授業力が必要になることを実感しました。授業をデザインすることは、課題と資料が決定的に重要だと思いました。9月からの授業で、いかに子ども達が探究していける資料を探していきたいと思いました。
 毎回、とても勉強になります。今後ともよろしくお願いします。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

9月セミナーのご案内です。

 講師招聘セミナーを開催します。

9月セミナー
日 時 2024年9月21日(土) 13:00〜15:30
会 場 愛知文教大学 201教室
テーマ 「子どもが自らの価値観を語る道徳授業」
授業者 蒲郡市立蒲郡東部小学校 大浦 彩 先生
講 師 愛知東邦大学      丹下 悠史先生

 本セミナーでは、「子どもが自らの価値観を語る道徳授業」をテーマに、参加者と学び合いたいと思います。
 物語資料を用いた道徳の授業において、子どもが「ひと事ならず考える(=自我関与する)学び」をどのように実現するか、その学びをどう見取るかを、小学校6年道徳「手品師」の実践をもとに考えます。皆さんの参加をお待ちしております。
 申込は学び合う学び研究所ホームページ行事予定9月予定GOOGLE フォームよりお願いします。
画像1 画像1

7月20日(土)13:30より第3回 月例 授業研究セミナーを実施しました。

 7月20日(土) 13:30〜15:30に、201教室において実施しました。
 授業者に小牧市立味岡中学校 塚田有貴先生、コメンテーターに当研究所の林 文通先生を迎え、「子どもに委ねる授業」をテーマに行いました。

 今回は、on-lineで1名、対面で21名の申し込みをいただき、授業者も含め23名の方により、子どもに委ねる授業づくりの工夫について学び合いを深めることができました。スケジュールは以下の通りです。

第1部 授業ビデオから学ぶ
〇 今日の授業について
〇 ビデオ視聴
〇 テーブルでのリフレクション
− 休 憩 − 
第2部 リフレクション
〇 全体で学びを共有する
〇 コメンテーターからのリフレクション

第1部 授業ビデオから学ぶ
〇 林先生から、今日の授業について
 本日の授業は昨年度の12月の3年生理科の授業です。授業者は、課題として「この写真は何時に撮ったのでしょうか」と一枚の写真を見せることから授業を始めました。
〇 授業者が語る授業のゴールイメージとして、参加者へ以下の説明がありました。
 今日の授業は、太陽と地球と月の関係性を、モデルを使いながら言葉で説明することをゴールとしていること、そして、生徒が、各グループで使用した天体モデルを示しながら課題を追究していることが授業者から告げられたあと、参加者全員で授業ビデオを視聴しました。

 視聴後、各テーブルで学びを共有する(15分)

− 休 憩 − 

第2部 リフレクション
< 〇 ファシリテーター林先生   ● 塚田先生   □ 参加者 >
〇 休憩中も夢中になってグループでお話しいただきありがとうございました。それでは、テーブルで共有された学びや個人的な思いでも結構ですので全体で交流しましょう。では、どなたかお話ししていただけますか。
□ 自分の中学校時代は、天体が全くダメで、理科は覚えていました。ところが今日の授業は、教師がファシリテーターとして振る舞っていることがとても素敵だと感じました。このテーブルでの交流では、この授業は生徒にメタ認知させたかった授業ではないかという意見が出ました。自分の中学校時代はメタ認知できていなかったと感じています。
〇 キーワードは「メタ認知」ですね。
□ すごく興味深く拝見しました。生徒がすごいなと感心しました。教師は何も説明していない。学びを委ねている。学び方、学ぶ先も委ねられている。だから探究的な学びになっていた。グループでの学びには、まったく追究に参加していない生徒もいたように見えました。個別の分からなさ(課題)がもてることが大切ではないか。
〇 授業の後に振り返りの書き込みには、個別の分からなさは出てきましたか。
● はい、振り返りの用紙には、めあて・フィードバック、「授業をダイジェストに書きなさい」と言っています。何をしたかの事実を書く。学んだこと(の欄)には、めあてに対してわかったこと。フィードフォワード(の欄)では、次こうしたい、知りたい、調べたいと思ったことを書きます。次の時間は、フィードフォワードの共有から始めます。最終的には、モデルで説明できる場面へ行きます。
〇 個々の生徒(の振り返り)には、具体的に「何がわからない、知りたい」が書かれているんですね。
□ 課題が絶妙だなと感じました。一切教えていない。生徒がそれぞれ教科書を開き進めている。生徒が自分で獲得したくなるような課題が大切だなと感じました。たとえば、この生徒はなかなか関われなかったが、なんとか学び続けていました。
〇 やはり、課題は大事ですよね。
□ 自分も、この課題が素晴らしいなと思いました。その中で、生徒の発言や教師の発問のタイミングなど、子どもの発言に対するほかの生徒の対応が実にシステマティックになっていました。
〇 あのような授業スタイルはいつから(挑戦しているの)ですか。
● 3年前からですね。この教室の生徒が1年生の時から学び合いをやってきたのですが、本気で授業を変えたいと思ったのはこの生徒たちが2年生の時です。学年教師集団の意識が高く、(学級における)学び合いの基礎ができていたのですが、いざ、授業で生徒に「はい、意見ください?」とか「手を挙げてください」と言っても出てこなかった。「どうしようかな?」と悩んでいたのがスタートでした。
□ 私が学生の頃、天球の座標が全く分からなかった。外から見ていた地球を、自分が天球の中心になったことで見方が変わってしまい、(天体の位置関係が)まったく理解できませんでした。
〇 (事象を)自分ごとにする過程で、分からなくなっている生徒がいましたね。そこのテーブルではどんな話をしていましたか。伺ってもいいですか。
□ 中学3年生でこの課題をやっているのかと驚いている。西に満月が出ているということは、朝に決まっている。それがわからない生徒たちなのか。金星の満ち欠けがわからない。月の満ち欠けも生徒にはわからないということ(生徒の実態)がわかりました。そういう意味で面白い課題ですね。月の満ち欠けは天動説ですね。生徒の混乱が次時でどうなるのか興味がありますね。
〇 授業の良し悪しではなく、子どもの姿を語りましょうといいましたが、この授業を見ていると色々と引っ掛かる部分もありますよね。
□ 子どもたちの姿を見ていると、意外にも学び方を知らないということが分かった。生徒たちが情報を集めてくることを学んでいる。それを認識させられる授業でした。

〇 せっかく塚田先生に来てもらっていますので、授業者に質問をしてみたいと思います。
1.学び合う学びの魅力について
2.なぜ「子どもにゆだねる授業」をはじめたのか?
3.挑戦していて悩んでいることは?
4.挑戦していて楽しいことは?

● 一番難しい課題でした。学び合う学びに魅力は感じているのですが、言葉にすることは難しいと感じています。
1.学び合う学びの魅力について
 子どもたちが課題に向き合っている姿をみるのが幸せということです。そういう姿を見たいから、自己研鑽しています。得意・苦手な生徒たちが学び合いをすることで、生徒たちが対等に学んでいる姿がいいなと思っています。
2.なぜ「子どもに委ねる授業」をはじめたのか?
<きっかけは?>
 四人グループから全体共有にするタイミングに悩んでいました。生徒から「もっと時間が欲しかった」という声をもらい、「それなら子どもに時間を委ねてみよう」とはじめました。
<委ねる授業が成立にはどんな環境が必要か?>
 授業中の子どもたちが対等な関係との評価をもらい、「仲間の意見を大切にしている」との声が(子どもの中から)出てきた。そうした子どもたちの姿を、日ごろから賞賛したり価値づけしたりしています。
3.挑戦していて悩んでいることは?
 (今担当している)1年生では「委ねる」というと、「何をするの?」という声が返ってくる。生徒からは「どのタイミングで話せばいいんですか?」という声も聞かれるようになり、私自身が(かつて)悩んでいたことに、生徒たちも直面します。正解のない「タイミング」について(生徒とともに)考えながら、我慢しながらやっています。
4.挑戦していて楽しいことは?
 以前は、(日常の会話の中で)生徒とは行事について話すことが多かったのですが、最近は「今日の授業は〇〇さんの言葉がキーだったよね」など、まるで教師同士が同僚と授業の話をするように、生徒たちとも授業の話ができるようになりました。生徒議会での各学級の「頑張っていること」を報告する場面では、うちの学級の生徒が「授業頑張っています」と報告していて、その姿を(私自身が)聴いて、幸せと感じました。

〇 子どもが(自分たちの)授業のことを(教師とともに)語り合うということは、できそうでできないことです。参加された方も、ぜひ、やってみてください。

〇 コメンテーターからのリフレクション
1. 課題に対して「答えがわかればよいのではなく、説明できることが大切」
2. そのためには、様々な視点で現象をとらえ、深い理解が必要となる。
3. 子どもたちは、委ねられたことにより「自分は何がわかっていないのか」を自覚する。
➡ メタ認知(「主体的・対話的で深い学び」と深い関わり)
4. 自分の分からなさを、周囲の力を借りながら、自分の力で乗り越えようとしている。
・具体的な場面1(月の方角)
 友達の考え「だぶん、西だと思う」をきき、2班では、その言葉を検証するためグーグルアースを使い調べはじめ、本当にそうなのか葛藤しながら自力で解決しました。7分後に「わかった」との声が聞こえてきます。
・具体的な場面2(なぜ満月が見えるのか?)
 途中、ある女子生徒が、「月と地球と太陽が一直性に並ぶと皆既月食になると(資料集に)書いてある。では、なぜ満月が見えるのか」という疑問を全体の場でみんなに問いました。この生徒にとっては、この問いを解決しなければ、本時の課題と向き合うことができなかったことが分かります。
 以上の場面からわかるように、教師の都合やタイミングで教えるのではなく、一人ひとりの子どもが直面する疑問を解決するために、子ども自身の都合やタイミングで学べるようにする。これが「個別最適な学び」の一つの姿ではないかと理解しています。
 個別最適な学びと協働的な学びは、相補的で相互促進的な関係にあると考えています。

参加された方からの振り返りを紹介します。
◆今日の講座で学んだ中で重要だと思ったことは、
 本日のセミナーで学んだ中で重要だと思ったことは、子どもに委ねる勇気です。
 自分の学校から撮った写真を提示して、子どもの課題への関心をぐっと引きつけていてすごいなと思いました。
 「何時に撮ったのか」という、言葉では簡単な発問ですが、月の公転と地球の自転を俯瞰して考えるとても難しい内容でした。教科書、インターネット、教具などいろいろなものを使って、導き出そうとしている子どもの姿がとてもすてきだと思いました。子ども同士の対等なつながりを基盤に、課題を設定し、子どもに委ねる授業を目指したいなと思いました。とりあえず、2学期初めの単元を頑張りたいと思います。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

8月セミナーのご案内です。

第4回セミナーを開催します。
8月セミナー
2024年8月17日(土) 13:30〜15:30
会 場  愛知文教大学 201教室
テーマ 「社会科授業」
実 践 者   小牧市立米野小学校       須賀康平先生 
コメンテーター 学び合う学び研究所シニアフェロー副島 孝先生
 第4回の授業づくり8月のセミナーは、「社会科授業」をテーマに、正解のない学びにおける、協同的な学びでの子どもの姿を、逐語授業記録を読みながら参加者の皆さんで確認したいと思います。
 学ばせていただく授業は、須賀康平先生が米野小学校で実施した6年社会科「国の政治のしくみと選挙」の授業です。子どもたちの学びがどう広がるのか。その時教師は何をしていたのか。皆さんがとらえた子どもの学びと教師の姿を語り合いたいと思います。皆さんの参加をお待ちしております。
 申込は学び合う学び研究所ホームページ行事予定8月予定GOOGLE フォームよりお願いします。
画像1 画像1
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
愛知文教大学 学び合う学び研究所
〒485-0802
住所:小牧市大草5969-3
TEL:0568-68-6161