最新更新日:2024/12/19
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2024年度のセミナーを募集しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。2025年1月の学習講座の申し込みができます。右「行事予定」のバナーからGoogleフォームで申し込みをお願いします。

6月10日(土)13:30より第3回セミナーを実施しました。

 6月10日(土)13:30〜15:30に、第3回セミナーを愛知文教大学201教室において実施しました。
講師には、東海学園大学 講師 埜嵜 志保先生、実践発表者に刈谷市立朝日中学校 伊倉 剛先生をお招きし、「問題解決学習の実践から考える主体的な学び」をテーマに行いました。

 セミナーには、北海道からの参加者も含め26名の申し込みをいただき、以下の内容で進行しました。
第1部
〇実践の概要の説明:伊倉先生
〇本時の展開(分節)の説明:埜嵜先生
〇グループでの授業記録の読み合い、意見交流
  ― 休 憩 ―
第2部
〇全体での意見交流
〇単元づくりの想い、願い:伊倉先生
〇本実践から考える主体的な学び:埜嵜先生

第1部
□ 本日のスケジュール:埜嵜先生
□ 本実践の概要の説明(15時間完了):伊倉先生
 授業テーマ:日本の農業は「強い農業」になり得るのか。を設定した背景が語られました。テーマは、第6時までの追求で共有された問題であり、この問題の解決を目指して、第7・8時に取材を行った。本時(11/15時)の授業記録は、取材を通して考えたことをもとに作成した「追究まとめ」を読み合った後の、話し合いの授業です。
総発言数:103(教師:43[ほぼ指名]、生徒:60)
□ 本時の展開(分節)の説明:埜嵜先生
 本時までの流れの確認、共有されたテーマ:日本の農業は「強い農業」になり得るのか。をもとに取材し、生徒一人ひとりがノートにまとめた「追究まとめ」をお互いに読み合い、それをもとに子どもたちが話し合う内容になっている。
話し合いで進んでいく授業の構造を全体的にとらえるために、活動や内容のまとまりで区切ったものを「分節」と呼んでいます。

分節  発言番号   分節の概要
1.  1C〜22T  新規就農者の獲得
2.  23〜30T   耕作放棄地の活用の難しさ
3.  31〜40T   農業の進化
4.  41〜51   国による支援と就業のコスト
5.  56T〜80T  藤井さんの有機栽培
6.  81〜95   ICT活用と販売方法
7.  96T〜103C 多様な農家の共存

 授業記録を見てもらうと、子どもたち一人ひとりの発言が非常に長いことに驚かれると思います。今日は、分節4・5を中止として授業記録を読み合いましょう。

■ 授業記録の読み合いをして、授業記録で気になったことをグループで共有(25分)

― 休 憩 ―

第2部
■ 全体共有 各グループでどんなお話が出ましたか。〇参加者●伊倉先生△埜嵜先生
〇多面的な学びだった。発言の最後には、自分の考えが入っていておもしろい。72Tの発言で疑問に思ったことがありました。
●どう疑問に思ったのか聞かせてください
〇自分の授業の中で、おもしろい発言があると、反射的に訊いてしまうのですが、72Tでは、伊倉先生の意図が何だったのか訊いてみたかった。
●めちゃめちゃ気になることがあるんだけど
〇俊哉くんの好感度が高いです。71、63教材に入り込み、何とか伝えようとしている姿が尊いと感じました。具体物を見せながらの発言も素晴らしい。51の発言により授業の雰囲気が、大きく変わったのではないか、その時の子どもの表情やノンバーバルなことを知りたいと思いました。
〇子どもたちが自分ごとになっている。調べた知識を持って発表しているが、それでも足りないので友達の考えから学んでいる。91教師の焦点化。この生徒の姿は、1単元や1時間では培えない。どうしたらこんな生徒になるのかとても気になる。
〇自分ごとになっているとの発言に近いことを感じた。子どもたちの発言には、自分の発言を言っているだけでなく友達の発言につながっていてすごいなと思いました。
〇自分の分かったことを話したくなるのが自然だが、前の人の考えをつなぎながら発言している。63の発言の具体物を出すところでも、先生のファシリティートがあったと感じる。先生が子どもたちの考えをよく理解している。
●49の発言が長すぎると思っている。他の生徒は、長すぎて聴けない。他の生徒の発言も長いが私は聞けました。実は、前の時間に全員の「追求まとめ」を読んでいるので、一人ひとりがわきまえて発言できている。
〇こんな授業記録を拝見したのは初めてです。一冊の本のようです。子どもたちの発言は、言いたいことだけでなく、友達の考えをちゃんと聞いている。そこがすごいなと感じました。41、45、47の発言は何とか支援したいという立場での発言だった。49の発言は支援の方法になっている。これは、取材をしたからこそ、農家を何とかしたいという想いが生まれたことではないか。39の発言では、お金の話が出ているが、子どもたちにとって、お金は重要なファクターであり、その後の話し合いに影響している。55の需要と供給の発言があるが、この生徒はどこまで深く考えて発言しているのか、考えさせられた。
△伊倉先生、生徒の姿は端的にできるものではない。という点に関心があったが。
●みなさんの意見から、焦点化していければいい。
△63の彼だけが、具体物を持っていた。どういう意図があったのか。
〇訊きたいことがいっぱいあるが、お金のことがずうっと気になっていた。お金の話になって、子どもたちは変わってきた。先生の発言にも変化があった、ここが教師の出場なのではないか。51、55と63は同じところに取材に行っているが、発言が違うのが気になる。
●藤井さんの農家には、3人と一緒に行きました。54の発言で、このお金で農家がやっていける。と発言したが、教師としては、大丈夫かと感じ、立ち止まりの発問をした。
〇42Tの先生の発言は、あおっていると感じた。先生の願いというか当事者意識をもってほしいと感じ、その後子どもたちが取材に出かけ、願いまで述べている。49までそうした発言が続いている。
●たぶん、72も同じです。農家がやっていけるかどうか、どうして藤井さんが苦しんでいるのかを明らかにしていきたかったからです。
△ナスを持っていた俊哉さんの発言をだすのに、ここだなとタイミングを考えていたように思いました。ここで登場させた想いは?
●俊哉さんの発言が、この授業の中心になるだろうなと考えていた。この発言をみんなで考えることで、強い農業を深めていきたい。怜音さんの後にしようと決めていた。この3人には、農家に一緒に行っていたのでいいのかなと。
〇俊哉さんの示したナスは、机の上にあったのか、隠していたのですか。
●袋の中に持っていた。
〇ということは、ここぞという時に出そうとしたんですね。
●俊哉さんは、純粋な子です。
△私は、この授業を直接拝見したのですが、俊哉さんの印象は控えめだったんです。ナスを出すのも、ほかの子に促されながらが。授業記録に文字起こしをしてみて、発言がこんなに力強いことに驚きました。
〇なんかモヤモヤしているのでお聞きしますが、グループの中での発言を聴きとると発言内容に驚きます。ましてや、発言の少ない生徒が振り返り書いたことで、こんなことを考えていたんだと知ることがあります。今日の授業記録を読ませていただき、どうしたら、どの子どもも発言できるような教室に指導してみえるのか教えてほしい。
●<笑い>いや、褒めてもらいましたが、附属中学校ですから、生徒に助けられています。
確かに、テーマに向けて学びを楽しんでいるようですが、3年の最後だから頑張っている姿を見せたいと思ってくれたのではないか。
△伊倉先生は謙遜されているなと感じます。子どもたちが自分の考えを持つまで、待ちつづける。これを大切にされていると感じます。授業記録の冒頭のところでも、子どもから手が挙がるまで待って見える。「イメージが悪いから新3Kを若者に広めることが大事だ」との生徒の発言があるが、先生は「誰が広めるの」と、自分の考えを持たせるために、問いを出されます。私はそう理解しています。

□ 本実践から考える主体的な学び:埜嵜先生
(1)  教室談話の特徴
〇主要語の形成 談話の中で、子どもたちは言葉をつないでいるだけではなく、主要になる言葉(耕作放棄地など)をみつけ、共有している。
〇批判的な吟味 自分の言いたいことを言っているが、つなぎで聴いている。そのことで、この言葉は可能性が高そうだよねと吟味しながら聴いている。
〇語の継承 自分の意見に近い言葉は、自分も話はじめる。しかし、話が進むと場面をこえて継承されて、やがて消えていく。しかし、ぷつっと消えるわけではなく、自分の言っている意味がつながっていく。
(2)  生徒の願いの表出
〇71の発言では、有機栽培にこだわる藤井さんの想いに共感があり、藤井さんの声を教室で代弁している。さらに、藤井さんのような農家が認められる社会の実現の願いが生まれている。安全な野菜がもっと売れてほしいという、教室(疑似的な社会)への価値承認の要求と解釈できる
(3)  本実践から考える主体的な学び
〇問題解決を目指す話し合いを通して「みんなにも、わかってほしい」「自分が言わなければ、埋もれてします」主体としての自己の存在をかけた学びとしての談話空間になっていた。
・意志や願いをもつ主体
・他者とのかかわりの中で立ち現れる、関係概念としての主体

□ ふりかえり・単元づくりの想い、願い:伊倉先生
 授業記録をよむ学びの中で、今思うと嫌なところがたくさんある。そこで、この授業記録の中で、私の発言だけを取り出して、いったい自分は何をしたかったのかを調べてみた。それが、この論文です。そしたら、私のやっていることは、次の四つです。具体化させよう。確認する。つなげる。整理する。授業では、なんとかして切実な学び、リアルな学びをしたいと思い取り組んできました。

参加された方からの振り返りを紹介します。
◆今日の講座で学んだ中で重要だと思ったことは、教室(=擬似的な社会)への価値の承認の要求・・・学びの場である教室の捉え方の拡張と転換であると感じました。
伊倉先生の、事前にある程度用意されていた調べたことの発表から、その場で考えたことの発言への転換。恐らく教師の立ち止まりに加えて板書の活用による追究への転換が、相変わらず見事です。それを分析する埜嵜先生の切り口の確かさと鋭さ。
それぞれが1つのセミナーを構成できる内容があり、内容過多かもしれません。それだけ内容豊富なセミナーになりました。
◆今日の講座で学んだ中で重要だと思ったことは、生徒の活動を教師が遮らないことです。課題解決学習というと、教師のファシリテーション能力が重要だと思って臨んだ。大人の会議のファシリテーションは、実は持って行きたい方向があったりして、確かにそうではあるが、生徒の課題解決学習の場合、教師があまり仕切ってしまうと、生徒は次第に仕切られたり、誘導されたりすることを待つようになってしまう。自分で考え、発言しなければならない状況にさせるために、そうならないようにしたい。とは言っても、議論が停滞してしまったり、ずれていったりしたときに、適切に働きかけることが必要で、予想外の状況にもとっさに対応しなければならず、やはり教員にはかなりの力量が必要だと思った。

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的場正美先生 シニアフェロー就任記念 シンポジウム のご案内

2023年8月20日(日) 13:30〜15:30
会 場  ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 小会議室  
   〒450−0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4−38
テーマ 世界から見た日本の教育
司会・報告   学び合う学び研究所シニアフェロー  的場 正美先生
対 談 者    名古屋大学大学院   講 師    草薙佳奈子先生
コメンテーター 名古屋大学教授 Sarkar Arani Mohammad Reza 先生
申 込 学び合う学び研究所ホームページ 行事予定8月予定GOOGLE フォームより
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第2回 継続講座2を開催します。

2023年8月 5日(土) 13:30〜15:30
     8月19日(土) 13:30〜15:30
会 場  愛知文教大学 404教室  
テーマ 8/ 5(土)オリジナル鳥獣戯画に挑戦
    8/19(土)絵具遊びから造形活動
講 師 学び合う学び研究所事務長 永井 勝彦 先生
申 込 学び合う学び研究所ホームページ 行事予定8月予定GOOGLEフォームよりお願いします。

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5月27日(土)13:30より第2回セミナーを実施しました。

 5月27日(土)13:30〜15:30に、第2回セミナーを愛知文教大学201教室において実施しました。講師には、学び合う学び研究所フェロー 倉知 雪春先生、実践発表者に、みよし市立三好丘中学校学 佐々 祐資先生をお招きし、「全員が主体的に学びに向かう学校づくり・授業づくり」をテーマに行いました。

 セミナーには、遠方からの参加者も含め29名の申し込みをいただき、以下の内容で進行しました。
1⃣ 研究実践についての提案
2⃣ 授業ビデオからの学び
  ― 休 憩 ―
3⃣ コミュニケーショントレーニング、環境整備から学ぶ
4⃣ 学校づくりの方略

1.研究実践についての提案 佐々先生より
□ 研究主題設定の理由
 成長や課題を自覚し、学びを探究する生徒の育成
□ めざす生徒像
 学びに向かうために自分や相手の状況を理解できる生徒
 分からないことを分かりたいことに変えて自分から授業に参加する生徒
 仲間とともに協働的に活動しながら探り、究めることができる生徒
□ 研究の内容
 研究仮説を「主体的・対話的な活動の中で、自覚と探究を繰り返しながら学ぶことで、生徒たちはともに学び合い、ともに学びを深めることができるだろう」として取り組み、「自覚」と「探究」のそれぞれについて授業づくりの手立てを以下の4点として実践した。
  自 覚             探 究
〇めざす姿を知る自覚      〇思いや考えを表現するための探究
〇自分の姿を知る自覚      〇味わうための探究
〇自分の考えを持つ自覚     〇解明するための探究
〇視点を持つ自覚        〇技能が向上するための探究
 更に、生徒の学びに向かう姿勢を支えるために「三好丘中スタンダード」を作成し、全校で実施してきた。
 授業における生徒の活動は、「話し合う」ではなく「聴き合う」を大切にしながら、探究するためのジャンプ課題を設定しグループで協同し学び合っている。
単元を通して、見通しを持ち学び続けるために「振り返り」を毎時間実施している。

 コミュニケーショントレーニング「Think&Talk」を生徒会や人権委員会の生徒が主導して、計画・実施・改善しており、日々の授業や振り返りに活かされている。
 学びを自覚や探究へつなげるために、掲示物や学びの足跡を環境整備として研究してきた。その実際の掲示物が紹介された。
□ 研究の成果
生徒の変化として
自覚と探究を繰り返すことで ➡ 自分たちの力で学びに向かうになった
学びの振り返りの充実    ➡ 学びを見通す生徒が増えた
人間関係や掲示物を整えた  ➡ 聴き合い支え合う関係が深まった
□ 今後の課題
単元や教科をこえた「考えたい」をどう支えるか
一緒に考えよう、協力して考えたいという学び合う姿を三好丘中の伝統にする。

2.授業ビデオから学ぶ
□ 3年生理科「力の合成、力の分解はどのように役立つのだろう」
二つの力の合力とロープウェイのひものたるみを結び付けて探究する姿

■ 研究実践の提案と授業ビデオの視聴をうけて、各グループで聴き合う(10分)

■ 全体共有
〇私自身も授業者として、同じ単元の見えない力について授業をしたことがあるが、具体物などで見える化しながら授業をすると、生徒の思考が深まった。この授業では、どんな学習課題で行ったのか。ロープウェイがどういう状況で使用されたのか。
●実は、授業者は本日参加していないが、理科部会ではロープウェイは難しいとの論議があったが、教科外の自分からすると、現実の現象を見せたことで生徒の考えたいという自覚が生まれやすいという議論を経て、授業者は挑戦した。私はロープウェイを考えることから、力の分力や合力の理解につながるのではないかと考えている。
〇授業記録の2枚目では、トークスキルが身についていることから、生まれた生徒の発言が見られた。「あっ、いいね」などの応答が生まれることも研究の成果ではないか。
〇「しばらく悩む姿」があったが、早くわかるよりも、こうした学びこそが大切である。授業者から、バケツによる足場架けがあり生徒は探究へと向かった。生徒の対話が、一問一答ではなく、「どうして」と問い直されている。これはなかなかできないことである。
〇私は、授業開きで生徒自身が学びのルールを作り出す時間を保障している。こうした、生徒の姿が大切にされている授業である。

― 休 憩 ―

3.コミュニケーショントレーニング「Think&Talk」のビデオ視聴
■ 何をどう見たかをグループで共有(5分)
■ 全体共有 
〇春日井市では、ソーシャルトレーニングを実施している。まず、型を身につけることに、賛否が分かれている。三好丘中の実施方法は自由度があり、生徒が進めている。こうしたトレーニングによる効果を、今では私自身も感じている。
〇思春期の生徒にとって、普段の会話では見られない内容「うれしかったこと」について楽しそうに話している。普段遣いの言葉であり、週一回の実施は効果を出している。
〇高校の教師ですが、外国籍の生徒や発達障害の生徒に対して、取り出しを行ってきたが、このビデオのように対面によるトレーニングはいいと感じている。

□環境整備から学ぶ 全体での意見交流
〇環境整備は大切なことで、こうした掲示物が見られることは大変にいい。しかし、自分たちの教室でしか見られない。これを、ICTの活用により、ほかの教室でも見られる。先輩の教室の掲示もみられる。さらに、家に帰ってからもみられることで、より学びが広がる。

4.三好丘中における学校づくりの方略 倉知先生より講演
□何が問題か ➡ 三好丘中では、以下の問題に対して研究してきた
自分が受けてきた授業スタイルから抜け出せない
形式的な研究になっている
子どもたちが何を学んだかを見ていない
□学校づくりの7つの方略
(1) 学校づくりは3本柱で取り組む
 ケアリング  学校づくり  校内研修
(2) 専門家として育ち合う同僚性を築く
 教師が相互に学び合う関係を築く  授業研究を通して同僚性を築く
(3) 担当者任せにしないで全員で取り組む
校長がビジョンを語り、率先した振る舞いが大切。 できるものがやるのではなく全員で取り組む
(4) 最初の研究授業は早い時期に行う
 4月に最初の授業研究をする 分かりやすい教科の授業からはじめる
(5) 夏休みの研修で再確認をする
 4月の取り組みの疑問や課題を整理して夏休みに共有する ビデオ研修を計画する
(6) 他校(先進校)の研修へ参加する
 めざす授業のイメージをつくるために実際を見る いろいろな研究会へ参加 
(7) 保護者や教育委員会と連携する
 集会や朝会で話しをする 保護者にも伝える アンケートの活用 教育委員会の支援を得る

□ 都築校長先生からの挨拶
倉知先生、水野先生にはお世話になりました。コロナ下で研究を受けての取り組みであったが、まずは、普段の授業を大切にしようとはじめ、試行錯誤で作り上げてきた研究であり、昨年度発表ができた。これからも教育実践の日常化が大切であり、続けていこうと考えている。本日はありがとうございました。

参加された方からの振り返りを紹介します。
◆今日の講座で学んだ中で重要だと思ったことは、学校づくりの7つの方略です。
授業実践に関しては、いろいろな取り組みがされており参考になる部分があった。工夫して学校を変革しようとしているところは、子どもたちの表情も良い。
学校づくりの7つの方略に関しては、毎年確認すべき内容がわかりやすくまとめられていると感じた。年月が経つと忘れがちな内容だけに、とても貴重な話を聞くことができた。
◆今日の講座で学んだ中で重要だと思ったことは、研究は全員でやる!です。
三好ヶ丘中学校の研究を見て、その後の倉知先生のお話から、少しずつ研究についてみえてきたように思います。全員で同じ方向を向いて、納得してやっていけるようにしていきたいです。つい、焦ってしまい、早くテーマをと考えてしまうのですが、まずは生徒の、そして教師の困り感によりそいながら、今本校に必要なことを、ずっとやっていけることをやっていきたいです。ありがとうございました。

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