最新更新日:2024/12/19 | |
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学び合う学び研究所 研究紀要規程
学び合う学び研究所 研究紀要規程
1.『学び合う学び研究所紀要』の編集目的 *教員養成・教師教育・教職課程等に関する研究成果・実践報告を公表するとともに、 『学び合う学び研究所』での活動を広める目的で『学び合う学び研究所紀要』を発行する。 ・『学び合う学び研究所紀要』の発行は原則年1回とする。 ・掲載するのは、公募論文であり、査読ありとする。 ・編集・発行者は、愛知文教大学 学び合う学び研究所とする。 以上、本誌をもって、愛知文教大学 学び合う学び研究の一層の充実に資することを期する。 2.『学び合う学び研究所紀要』刊行に至る年間計画 8月下旬 原稿提出締め切り後、掲載可否について学び合う学び研究所評議会で協議 10月上旬 原稿掲載可否のお知らせ(各執筆者へ通知) 2月下旬 『学び合う学び研究所紀要』刊行 (注)詳細については、研究所ホームページにて随時掲載。 3.『学び合う学び研究所紀要』執筆要項 (2021年10月30日作成) 『学び合う学び研究所紀要』に掲載する論文は、次の規程に従うものとする。 (1) 執筆者は愛知文教大学に所属する教員(非常勤講師も含む)に限らず、現職の小中高等学校教員・教職経験者等教育に携わる人々も認められる。 (2) 研究論文のテーマや内容は、教員養成課程の発展や充実に資するものとする。 (例:シンポジウム事業報告、教材研究、事例報告、指導法の検討、評価法の検討、教育現場における実践報告等) (3) 掲載論文は未発表のもので、かつ内容がオリジナルであるものであること。ただし、口頭発表及びその配布資料はこの限りではない。 (4) 論文掲載の採否については、学び合う学び研究所紀要編集委員会において査読の上、本誌の編集方針に合致しているかどうかを協議した上で決定する。なお、編集委員については、学長が任命する。 (5) 論文原稿は邦文・横書き(執筆者の必要に応じて英文や縦書きも可)で、ワープロで作成するものとする。原則として、次の点を留意することが望ましいが、論考の性質によっては細かく問わない場合がある。 1⃣ 本文、注、引用文献における全角文字は基本10pt(MS明朝)、英数字は半角で基本10pt(century)とする。ただし、論文タイトル(副題も含む)は12pt、本文中の見出しは10pt(MSゴシック)とすること。 2⃣ 本文、図、表、注、引用文献を含めて、A4判(43字×40行)で10枚以内におさめること。図や表については著作権法上の問題がないもののみ使用可とする。 3⃣ 余白は上35mm、下30mm、右30mm、左30mm、ヘッダー17mm、フッター5mmとすること。 4⃣ 注記は末注とし、本文末注は本文末にまとめる。 5⃣ MLAやAPA等、国際的に広く普及している基準に準拠した参考文献表を本文と注記の間に入れ、本文中では(…)の中に著者名と論文年、ページを表示させ、文献表示のみの注記は行わない。 (6) 執筆者は、論文原稿の電子データを電子メールに添付して、紀要編集担当者まで提出すること。この際、論文作成に使用したワープロソフトの電子ファイルだけでなく、論文原稿のPDFファイルも添付すること。 (7) 本誌に掲載された原稿の著作権は、大学HPなどでの電子化や公開の場合も含めて学び合う学び研究所に属するため、掲載原稿を無断で複製・転載することを禁ずる。また、執筆内容が第三者の著作権を侵害するなどの指摘がなされ、第三者に損害を与えた場合、著者がその全責任を負う。 以上 愛知文教大学 学び合う学び研究所紀要 創刊号 を発刊しました。
2022年1月31日 遅れておりました「愛知文教大学 学び合う学び研究所紀要 創刊号」を発刊することができしました。
内容は以下の通りです。 1⃣ 愛知文教大学「学び合う学び研究所」第1回セミナー記録 対談でひもとく「なぜ学び合う学びが生まれたのか?」 副島 孝/永井勝彦 2⃣「主体的・対話的で深い学び」としての「学び合う学びの検討」 〜中学校理科「化学変化と原子・分子」の授業実践〜 林 文通 3⃣「対象・他者・自己との対話」の学習論に基づく授業デザインの実践的考察 〜想像力と創造性の育成に向けた図画工作科の授業実践〜 永井勝彦 4⃣ 学び合う学び研究所 研究紀要規程 以上 学び合う学び研究所セミナー 第1回ご案内
学び合う学び研究所 第1回セミナーのご案内
2022年4月23日(土) 13:30〜15:30 愛知文教大学 ABUラウンジを会場として テーマ:年度当初の学級づくり、授業づくり〜初任・少経験者、初心に返れる人〜対象 講 師:学び合う学び研究所 フェロー 木村 芳博 先生 申 込:学び合う学び研究所ホームページ 行事予定 4月予定GOOGLE フォームより <セミナー内容> 新年度がスタートする4月は、特に初任者や少経験者の先生方は、学級づくりや授業づくりに向けての思いが高揚していることでしょう。加えて「2022年」という数字から、“22〜ニコニコ”の年度になるようにと願う気持ちも重なってくるのではないでしょうか。 本セミナーでは、そんな先生方を対象にして、“年度当初の学級づくり、授業づくりをどう進めるか!”をテーマに研修していきたいと考えています。もちろん、当研究所の柱である『学び合う学び』についての基本視点をベースにしながら、課題解決のヒントを探り、学級や授業のあり方を考え、深めていける時間にしたいと思います。因みに、年齢や経験年数にかかわらず、“初心に返れる”方も対象になります。多くの方のご参加をお待ちしております。 2022年度 学び合う学び研究所セミナーを開催します。
学び合う学び研究所セミナー開催のご案内
<参加申し込み> 現職教師(初任からベテランまで)、学生のみなさん、授業づくりを知りたい、悩んでいる、授業を変えたい、など共に学び合う場として、参加を歓迎します。 申し込みは、学び合う学び研究所ホームページ:行事予定からGoogleフォームでお願いします。 後援:小牧市教育委員会・春日井市教育委員会・岩倉市教育委員会・犬山市教育委員会・豊明市教育委員会 3月26日、今年度最終の第12回セミナーを実施しました。
2022年3月26日(土)13:30より今年度最終の第12回セミナーを実施しました。
講師として、本研究所フェローの倉知 雪春先生をコメンテーターに 実践発表者として、小牧市立味岡小学校の今野悦子先生、可児市立中部中学校の竹田浩大先生をお迎えして、「4月から『学び合う学び』をはじめたい人に − 実践例から学ぶ −」として行いました。 今回のセミナーには年度末にもかかわらず、34名の参加者がありました。冒頭、倉知先生より「『学び合う学び』の教室づくりを4月よりはじめようと考えている方へのセミナーです。ところが、集まっている方を拝見すると、もう終わっているような人がいますね。」と話され、会場がわきました。 授業は、毎年一からのスタートです。教室で出会う子どもたちが変われば、子どもたちと共に作り上げていくものです。倉知先生が、全国の学校づくり・授業づくりの改革にかかわる中で、今、注目する二人の実践者に発表をいただきました。 <実践1> 今野先生より小学校の実践が発表されました。 1.年間を見通して 〇子どもをよく観る 〇教師のビジョンをしっかり示す 〇聴くことの大切さ 2.授業づくりについて「苦しむことが楽しいと思える」 〇教材の中心となる面白さ、学ばせたい学習内容を明確にする。 物語文から説明文へ挑戦(高学年)ワクワク感を持たせる工夫 〇ペアによる聴き合う関係づくり 聴けないクラスを、ペア読みを重視することで成長させる 実践授業ビデオを視聴 ➡ 会場でグループ討議 ➡ 全体共有 3.次年度の一年に向けて「読むことから書くことに挑戦」 〇自信のない子供たちに対して 具体物(トミカで遊ぶ)を使う。ペアで書く時間を作る。音読は聴いてもらえる人がいるから楽しい。 <実践2> 竹田先生より中学校の実践が発表されました。 1.学級経営 〇自己実現 〇目指す学級経営 〇四月に、生徒へ具体的な姿を提示(学級通信) 〇PDCAサイクルを生徒に「めざして」➡「やって」➡「確かめて」です 〇教師の指導として、「位置づけ」「価値づけ」「方向づけ」 2.教科経営「5年の取り組みで、見事に学校が落ち着いた」 〇学びを成立させる3つの要件 「聴き合う関係」「真正の学び」「ジャンプのある学び」 〇4・5月は、学級に「安心感」を生み出す 聴いてくれる安心感を教室に作る「北風と太陽」の例を用いて指導先生が求める答えを忖度する授業にしない どうしたら、追究が深まり、探究的な学びになるか 実践授業ビデオを視聴 ➡ 会場でグループ討議 ➡ 全体共有 3.5年間の実践を締めくくる 〇今、生徒ができていること。 〇授業の課題がある 〇学年会での話題 〇来年度のテーマ「仲間と共に学び続ける生徒の育成」 4.SUSTAINABLE KYOUIN GOALs 最後に、竹田先生が自分たちの働き方をみつめ、持続可能な17の目標を発表いただきました。会場からは、拍手喝さいです。 参加された方からの振り返りを紹介します。 ◆四月から学級開き、授業開きを行う上で、大変に参考になりました。 個の自己実現を出口に、居心地のよいクラス、誰もが大切にされるクラスをつくっていきたいと思いました。 そのために、「めざして」➡「やって」➡「確かめて(見直して)」を繰り返していくことが重要であると思いました。 今年一年、いろいろな講師の先生方に教えていただき、心から感謝しています。 今、オンラインがとても流行していますが、やはり対面は大切であると思いました。 来年度も積極的に時間を見つけて参加したいと思います。よろしくお願いします。 ◆小学校、中学校それぞれの学び合う姿を見せていただき、ありがとうございました。R3年9月より、探究・協同の学びを開始しました本校としては、とても参考になりました。二人ペアであっても対面にするのか、並んで座るのか、斜めに配置するのかで、中学校でも十分応用可能な学びの形態であると感じました。 中学の実践では、中3の小集団が見事であったと思いました。手前左の男子が一方的に聴くだけでなく、確認し双方向にやり取りをしたので、それを見て「あっ、わかった」という子がいました。また、自分がインプットしたことを隣の女子にアウトプットしていました。四人からいろんな入力・出力の構図があり、学び合いに迫っていると感じました。 「ねらい」−「課題化」が、とにかく「学び合い」には大切であり、生徒のつかみも基盤になっていると感じました。 |
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