最新更新日:2024/12/19
本日:count up8
昨日:6
総数:10961
2024年度のセミナーを募集しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。2025年1月の学習講座の申し込みができます。右「行事予定」のバナーからGoogleフォームで申し込みをお願いします。

重要 2022年度 学び合う学び研究所セミナーを開催します。

学び合う学び研究所セミナー開催のご案内
<参加申し込み>
 現職教師(初任からベテランまで)、学生のみなさん、授業づくりを知りたい、悩んでいる、授業を変えたい、など共に学び合う場として、参加を歓迎します。
 申し込みは、学び合う学び研究所ホームページ:行事予定からGoogleフォームでお願いします。
後援:小牧市教育委員会・春日井市教育委員会・岩倉市教育委員会・犬山市教育委員会・豊明市教育委員会

画像1 画像1

3月26日、今年度最終の第12回セミナーを実施しました。

 2022年3月26日(土)13:30より今年度最終の第12回セミナーを実施しました。
講師として、本研究所フェローの倉知 雪春先生をコメンテーターに
実践発表者として、小牧市立味岡小学校の今野悦子先生、可児市立中部中学校の竹田浩大先生をお迎えして、「4月から『学び合う学び』をはじめたい人に − 実践例から学ぶ −」として行いました。

 今回のセミナーには年度末にもかかわらず、34名の参加者がありました。冒頭、倉知先生より「『学び合う学び』の教室づくりを4月よりはじめようと考えている方へのセミナーです。ところが、集まっている方を拝見すると、もう終わっているような人がいますね。」と話され、会場がわきました。
 授業は、毎年一からのスタートです。教室で出会う子どもたちが変われば、子どもたちと共に作り上げていくものです。倉知先生が、全国の学校づくり・授業づくりの改革にかかわる中で、今、注目する二人の実践者に発表をいただきました。
<実践1>
今野先生より小学校の実践が発表されました。
1.年間を見通して
〇子どもをよく観る 〇教師のビジョンをしっかり示す 〇聴くことの大切さ
2.授業づくりについて「苦しむことが楽しいと思える」
〇教材の中心となる面白さ、学ばせたい学習内容を明確にする。
 物語文から説明文へ挑戦(高学年)ワクワク感を持たせる工夫
〇ペアによる聴き合う関係づくり
 聴けないクラスを、ペア読みを重視することで成長させる
 実践授業ビデオを視聴 ➡ 会場でグループ討議 ➡ 全体共有
3.次年度の一年に向けて「読むことから書くことに挑戦」
〇自信のない子供たちに対して
 具体物(トミカで遊ぶ)を使う。ペアで書く時間を作る。音読は聴いてもらえる人がいるから楽しい。

<実践2>
竹田先生より中学校の実践が発表されました。
1.学級経営
〇自己実現 〇目指す学級経営 〇四月に、生徒へ具体的な姿を提示(学級通信)
〇PDCAサイクルを生徒に「めざして」➡「やって」➡「確かめて」です
〇教師の指導として、「位置づけ」「価値づけ」「方向づけ」
2.教科経営「5年の取り組みで、見事に学校が落ち着いた」
〇学びを成立させる3つの要件
 「聴き合う関係」「真正の学び」「ジャンプのある学び」
〇4・5月は、学級に「安心感」を生み出す
 聴いてくれる安心感を教室に作る「北風と太陽」の例を用いて指導先生が求める答えを忖度する授業にしない
 どうしたら、追究が深まり、探究的な学びになるか
 実践授業ビデオを視聴 ➡ 会場でグループ討議 ➡ 全体共有
3.5年間の実践を締めくくる
〇今、生徒ができていること。 〇授業の課題がある 〇学年会での話題
〇来年度のテーマ「仲間と共に学び続ける生徒の育成」
4.SUSTAINABLE KYOUIN GOALs
 最後に、竹田先生が自分たちの働き方をみつめ、持続可能な17の目標を発表いただきました。会場からは、拍手喝さいです。
 
参加された方からの振り返りを紹介します。
◆四月から学級開き、授業開きを行う上で、大変に参考になりました。
個の自己実現を出口に、居心地のよいクラス、誰もが大切にされるクラスをつくっていきたいと思いました。
 そのために、「めざして」➡「やって」➡「確かめて(見直して)」を繰り返していくことが重要であると思いました。
 今年一年、いろいろな講師の先生方に教えていただき、心から感謝しています。
 今、オンラインがとても流行していますが、やはり対面は大切であると思いました。 
 来年度も積極的に時間を見つけて参加したいと思います。よろしくお願いします。

◆小学校、中学校それぞれの学び合う姿を見せていただき、ありがとうございました。R3年9月より、探究・協同の学びを開始しました本校としては、とても参考になりました。二人ペアであっても対面にするのか、並んで座るのか、斜めに配置するのかで、中学校でも十分応用可能な学びの形態であると感じました。
 中学の実践では、中3の小集団が見事であったと思いました。手前左の男子が一方的に聴くだけでなく、確認し双方向にやり取りをしたので、それを見て「あっ、わかった」という子がいました。また、自分がインプットしたことを隣の女子にアウトプットしていました。四人からいろんな入力・出力の構図があり、学び合いに迫っていると感じました。
 「ねらい」−「課題化」が、とにかく「学び合い」には大切であり、生徒のつかみも基盤になっていると感じました。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
愛知文教大学 学び合う学び研究所
〒485-0802
住所:小牧市大草5969-3
TEL:0568-68-6161